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中央大学、地球環境に配慮した『次世代ICT教育システム』の導入 (2008年12月07日)

学校法人中央大学は、日本IBMと共同でデザインした『次世代ICT教育システム』を来年4月より後楽園キャンパスにて稼動させます。

「高度な研究教育機関としての総合大学」の実現をめざして、最新の情報環境を教育用に整備することと、地球環境への配慮がシステム構築の目的。システム規模は2011年度までの運用保守を含めて約5.5億円の予定です。

中央大学の情報環境整備センターの一つである後楽園ITセンターにおいて、システム構築にあたっては、時代の変化に対応した研究や教育の質の向上を図るため、学生がICT (Information Communication Technology)システムを利用する環境整備に力を注いでいます。また、地球環境に配慮するために、省電力機種の選定はもちろん、実習室端末の発熱を軽減し、全体の電力削減を目指したことにより、後楽園ITセンターにおける電力削減の効果は、現在に比べて光熱費を含めて一日あたり約3分の2まで削減できる予定です。

主に理工学部の学生が利用する実習室は、実習用端末として、ブレード型ワークステーション「IBMR BladeCenterR HC10」を採用し、実習室内はネットワーク経由で接続した専用端末「IBM CP20 ワークステーション・コネクション・デバイス(以下CP20)」を設置することにより、地球環境に配慮し、かつ理工系の実習に耐えうる高度な実習室環境を構築します。

新たなITセンター実習室では、理工系の学生に必要なLinux環境とWindows環境の両方を同時に利用でき、高度科学技術計算用から英語自習教材まで充実したソフトを提供しますし、空席情報を携帯メールで確認できます。大学内の無線LAN環境を使って構内または学外からも実習室と同じ環境で作業ができるので、実習室が満席であっても自分のパソコンに実習用ソフトを入れる必要がありません。

少子化の影響もあって、大学を取り巻く環境は厳しくなる一方です。差別化が求められる中で、大学として研究や教育の質の向上を図ることはもちろんのことですが、地球規模で取り組む環境への配慮は高い評価を得そうですね。


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中央大学、日本IBMが共同で地球環境に配慮した次世代ICT教育システムを構築



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投稿者 kksblog : 2008年12月07日 16:22


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