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出前授業「標準化教室」スタート 千葉大学附属小学校より (2008年11月29日)

経済産業省は、環境教育実践校を対象に「標準化教室」の出前授業を開始し、千葉大学附属小学校で開催することを発表しました。

身近にある「標準化」について知りこれらを発展させて考えるための出前授業で、最初の出前となります。

「標準化」の定義
(1)個々のものが標準的なところに近づいていくこと。また、個々のものを標準的なところに近づけること。(2)標準を決めて資材・製品などの規格や種類を統一すること。

つまり一定水準の規格を設け、それにならった基準の製品に統一するということです。工業製品のJIS規格、農産物や食品のJAS規格などは、これにあたります。

例えばビルや建物の非難口には、緑色の警告板で走るシルエットの標識が貼ってあります。もしこれの規格がなく、各建物ごとにまちまちのデザインで取り付けられていたとしたら、咄嗟のときに判断ができません。これらを防ぐために一目で「非難口」と判るマークで統一しているわけです。

デジタルカメラのメモリカードは規格が統一されていませんので、カメラ自体を交換したとき以前のメモリカードが使えない・・・など困ったことが起こります。

「標準化」をすることにより、利用者は廉価で取得、多様することができ、生産者側は生産コストが下がります。また規格を統一することに、リサイクルコストも軽減することが可能です。これは環境への取り組みの一つと考えます。

「標準化」のメリットを学び、普段の生活に浸透している「標準化」を一層広げていき、環境意識が更に高まることを目的とした「標準化」出前教室です。

「標準化教室」出前授業
開催日: 12月2日(火)14:30~15:30
会場 : 千葉大学教育学部附属小学校
講師 : (財)日本規格協会 千葉祐介氏

「標準化」という言葉はあまりなじみがない単語ですが、実際の生活には浸透しているものです。啓勝の利便のためにも、広げてほしいと思います。

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投稿者 kksblog : 2008年11月29日 13:24


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