●子どもたちも循環型社会への理解を―「こども環境白書2009(平成20年版)」 (2008年11月24日)
環境省は、「こども環境白書2009(平成20年版)」を作成したと発表しました。
「こども環境白書」は、一般向けに発行している「環境・循環型社会白書」を子ども向けにまとめたものです。環境に配慮した循環型社会について子どもたちに知ってもらい、環境保全に関する意識を高める目的で、平成13年から発行しています。
今回は、各国の子どもがエコミーティングに集うという設定で、登場する子どもたちとともに環境問題について学べるように工夫されています。
国は現在、環境対策として、リサイクルなどを通じて資源を有効に利用する循環型で、低炭素な社会づくりを目指しています。こうした循環型の社会づくりを継続的に行っていくには、次世代を担う子どもたちの理解が欠かせません。
今回作成された「こども環境白書2009(平成20年版)」は、「平成20年版環境・循環型社会白書」の内容を子どもたちに分かりやすく伝える内容になっています。日本人の「かける君」が「世界のこどもエコミーティング」に参加するという設定で、地球温暖化や環境問題の現状や、今後目指すべき社会の在り方について分かりやすく解説しています。
この「子ども環境白書」は、来月、全国の小・中学校に1部ずつ教育委員会を通じて配布される予定です。環境省は、この白書を環境教育教材として役立ててほしいとしています。また、株式会社セルコから1部160円で購入できるほか、後日環境省ホームページにも掲載され、PDF版のダウンロードが可能になる予定です。
環境を守っていくには、私たち一人ひとりの日々の努力も必要です。子どもたちに環境問題について知ってもらうことは、これからの暮らしを考える上で重要なことなのではないでしょうか。
■関連記事
環境省が「平成19年版こども環境白書」を作成
くらしと環境について学ぼう 「ゆうまちゃんの環境白書」
葛飾北斎が21世紀の循環型社会を紹介―環境省が「北斎風循環型社会之解説」を作成
« 東急電鉄が学童保育事業に参入~2012年度末までに30施設の展開を目指す | トップページへ 今年は丑年!年賀状の用意はできていますか?無料の牛の画像集をご紹介 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2008年11月24日 16:01