●身近な生物の成長を見られるデジタルコンテンツ 「おおきくなあれ」 (2008年11月24日)
外を歩くと、雑草や虫、植木や花、鳥などさまざまな生き物がいます。大日本図書株式会社のデジタルコンテンツ「おおきくなあれ」では、そんな身近な生き物が、種や卵から徐々に大きくなる様子を写真や動画で見ることができます。
「おおきくなあれ」は1999年から続くシリーズで、家の周りでよく見られる生物や、名前はよく知っている作物や野菜、家畜、理科などについて、それぞれの成長過程を6段階に分けて写真と解説で紹介しています。昆虫の羽化や鳥の卵のふ化の様子など動きのあるものには、「おまけ」の動画もありますよ。
小学校の教材でも使われる「カイコ」を例に挙げると、3回に分けてカイコが育つ様子を紹介されています。カイコ(1)では、成虫の交尾から、卵、脱皮前の幼虫まで。カイコ(2)では脱皮の様子。カイコ(3)ではまゆを作る様子です。写真一枚一枚に丁寧な解説がつけられているので、どのような状態のときの写真かがよく分かります。
生物の成長を見るほかにも、日頃よく見るけれど、名前が分からないような虫や草花の名前を知ることもできます。例えば「エノコログサ」。そんな名前の草は知らない、という人がほとんどでしょうが、写真を見ると「ネコジャラシ」。実は「ネコジャラシ」はあだ名で、正式名称は「エノコログサ」というのですね。
写真と解説は八木澤 薫先生、小学校の先生でもあります。同じく大日本図書のサイトに、「おおきくなあれ」の他に「四季の教材」「季節の教材」「自然再発見」というコンテンツがあります。いずれも図鑑のようなきれいで見やすい写真と、分かりやすい解説付きです。
理科の教材や、身近な生き物しらべなどに役立ちそうです。見ているうちに「あっこの草見たことある!」「この虫の卵ってどんなだろう?」といろんな発見や新しい疑問がありそうですね。
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投稿者 kksblog : 2008年11月24日 11:52