●約2割の子どもが自分専用のパソコンでインターネットを利用―キッズリサーチ「インターネットの利用状況についてのアンケート」より (2008年11月17日)
バンダイネットワークス株式会社と株式会社ネットマイルは、小・中学生を対象に「インターネットの利用状況」に関するアンケート調査を行い、結果を公表しました。
このアンケートは、バンダイとネットマイルが共同で展開している小・中学生を対象にしたネットリサーチサービス「キッズリサーチにおいて行われたものです。10月に調査を行い、小学生・中学生合わせて752名の回答が寄せられました。
これによると、子どもたちがインターネットを利用する際の端末は「パソコン」が95%と圧倒的に多く、約2割の子どもが自分専用のパソコンを持っていることもわかりました。特に中学生では、4人に1人が自分専用のパソコンを持ち、利用時間も学年が上がるにつれて長くなる傾向にあるようです。
学年別に見ると、自分専用のパソコンを持っている割合は、小学生は約17%、中学生は25.5%でした。中学生になって一気にその割合が増加することから、中学の入学祝いにパソコンを買ってもらう例が多いと思われます。
インターネットの1日の利用時間については、約8割の子どもが3時間未満の利用という結果でした。学年別に見ると、学年が上がるにつれて利用時間も長くなる傾向にあるようです。
インターネットを利用するきっかけについては、「家族のすすめ」が25.5%で、「学校の授業」(19.3%)、友達のすすめ」(18.1%)を上回りました。また、インターネット利用の際の約束事を家族と決めている場合が多く、利用時間や安全面での約束をした上で利用しているようです。
インターネットを利用する場所については、「自宅」が95.1%と最も多く、その中でも半数以上が「家の居間」でインターネットを使っています。特に小学生では、「家の居間」や「親の部屋」など親の目の届く場所での利用が目立ちますが、中学生になると約2割の子どもが「自分の部屋」でインターネットを利用しています。
インターネットを始めるきっかけが、「家族のすすめ」が一番多いことは印象的です。最初は親の目の届く範囲で利用していても、自分の部屋で自分専用のパソコンで利用するようになると親の気づかないところでトラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。親が与える以上、どのように管理するかについてもよく考えて利用させるようにしたいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年11月17日 19:10