●『ジョブ・カード』ってご存知ですか? 周知、普及に力を入れる厚生労働省 (2008年11月16日)
今年度より開始された『ジョブ・カード』制度について、厚生労働省はこのほど改めてトピックスとして広告し、周知と普及に取り組んでいます。
『ジョブ・カード』制度とは、新卒者やフリーター、ニートや子育て休業後の母親などが常用就職しやすくするための制度です。
就職希望に合わせ、職業訓練や資格取得を支援し、履歴書のような『ジョブ・カード』にその職業能力や意識などを記載し、ハローワークの客観的な認定を受けた内容を記載することで、企業と就業希望者のマッチングを図る目的としたものです。
『ジョブ・カード』発行希望者は、まず自分でカードに必要事項を記入し、ハローワークやジョブカフェに相談にすることから始まります。そこで希望する訓練のプログラムを組み、施設や受け入れ企業での実習等により技能を身につけたのち、認定された項目を『ジョブ・カード』に記載することができます。
記載されている項目は、一定水準に達している証明になるということです。
就業希望者を受け入れる企業としては、彼らを研修生として受け入れることで助成金を受けることができ、一定期間の実習・訓練を支援します。つまり即戦力となりうる人材を助成金で育成することが可能になるというメリットがあります。
プログラムによって期間は1ヶ月から2年とまちまちです。訓練期間中は、実際に企業の現場で仕事に従事しつつ技能や技術を習得できるのですから、自分に何ができるか、自分がやりたいことは何かを探しつつ給与を得ることができるのですから、自己啓発のチャンスです。
せっかく用意された素晴らしい制度ですが、現在のところ利用希望者が少なく、十分な機能を発揮しているとはいえない状況のようです。景気不安の昨今、就職は一段と厳しいといわれる中、この制度を有効利用する人が増えるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年11月16日 16:00