« 受験生応援カップヌードル発売 明星食品より | トップページへ | 『ジョブ・カード』ってご存知ですか? 周知、普及に力を入れる厚生労働省 »

東京都の公立学校卒業者、進学傾向強く、私立校への進学率増加 (2008年11月16日)

東京都教育委員会は、平成20年度公立学校統計調査のうち、平成19年度公立学校卒業者の進路状況についての調査結果を公表しました。

本調査は、進路状況を明らかにし、児童・生徒の進路指導に役立てるとともに教育行政施策の基礎的資料を得ることを目的としています。

平成19年度の公立小学校卒業者は90,356 人で、うち8割は都内の公立中学校、2割弱が私立中学校、0.1割が都外の中学校へ進学しています。前年度と比較すると、都内の公立中学校への進学率がわすかに減少し、私立中学校への進学率が増加しています。

公立中学校卒業者は72,690 人で、うち9割以上が進学、あとは専修学校等への入学と就職です。進学者のうち9割が高等学校全日制課程への進学しています。そのうちの5割強が全日制の都内公立高等学校へ進学、3割が全日制の都内私立高等学校へ進学、あとは都外の高等学校への進学です。前年度と比較すると、都内の公立高等学校への進学率がわずかに減少し、私立高等学校への進学率が増加しています。学科別にみると、8割以上が普通科へ進学しています。専修学校、各種学校、公共職業能力開発施設などに入学した者、就職者は前年度よりわずかに減少しました。

都立高等学校卒業者は39,979人で、うち5割近くが進学、2割以上が専修学校等への入学です。前年度と比較すると、進学が男女ともに増加しています。進学先は男子はほぼ大学への進学、女子は8割強が大学、2割弱が短期大学へ進学しています。大学を学科別にみると男子は社会科学系、工学系に進んだ者が多く、女子は社会科学系、人文科学系に進んだ者が多くなっています。

進学率は増加傾向で、そして私立志向の人が少しずつ増えています。経済状況は決してよくない中でも、教育費の負担は増えていくわけですから、子ども達も自分の進路をしっかり考えることが望まれるし、そのための進路指導も大切ですね。


■関連記事
進学指導重点校・進学指導特別推進校の取組状況報告~都立学校経営支援委員会
大学進学率55.1%、就職率14.9%―平成20年度高等学校卒業者の進路状況調査(埼玉県)
東京都の公立中学卒業者の9割 公立高校卒業者5割が進学


平成20年度公立学校統計調査報告書「公立学校卒業者(平成19年度)の進路状況調査編」の配布について(10月31日)



« 受験生応援カップヌードル発売 明星食品より | トップページへ 『ジョブ・カード』ってご存知ですか? 周知、普及に力を入れる厚生労働省 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2008年11月16日 10:05


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ