●食欲の秋にちなんで…縄文人が食べていた”アノ実”でクッキーを作ろう! (2008年11月10日)
大日本図書のホームページ上に連載中の「サイエンスCAFE」をご存知でしょうか。
「サイエンスCAFE」は、2006年からずっと子ども向けの科学のおもしろ話題を提供し続けています。最新号の第38会目では、『木と石とのつながり』というテーマが掲載されています。
今までのテーマの一例を挙げると、『銅はどうして銅色?』、『金はどうして黄金色?』、『ppm ってなーに?』、『水に浮く水銀?』、『空間移動する水滴?』、『怪しげに光る石』、『わー!奇麗なカビ』、『超素朴な味のクッキー!?』などがあります。
食欲の秋ということで、今回は『超素朴な味のクッキー!?』をピックアップすることにしました。秋になると道端で見かける「ドングリ」を使ってクッキー作りに挑戦してみるという内容です。ちなみに、どんぐりにはコナラ、ミズナラ、クヌギなど色々な種類がありますが、ここで使うのは「マテバシイ」という種類です。
「マテバシイ」は、渋みが少ないのでクッキーの材料として最適なのだそうです。クッキー作りの手順として、まず第一に「マテバシイ」を拾い集めます。だいたい4~5個で1枚のクッキーが出来上がります。十分な量のどんぐりを拾ったら、2時間ほど煮てアク抜きをします。
煮終わったら外の殻と渋皮をはがして、すり鉢でこすります。(一応、このままでも食べられるそうですが……)最後に、手でこねてせんべい上にして、フライパンで焦げ目がつくまで弱火で焼き上げます。お好みで、山いもや卵を入れて焼くとなかなかの味になるそうですよ。
「サイエンスCAFE」では、マスターが子どもたちの代わりに色々な体験をして、写真や絵を載せながら楽しく解説をしてくれています。上記で紹介した「どんぐりクッキー」以外でも目を引くようなおもしろ実験がたくさん掲載されているので、大人でも好奇心がくすぐられます。科学の授業で使えそうな内容ばかりなので、ぜひ参考にどうぞ!
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投稿者 kksblog : 2008年11月10日 18:09