●絵本の読み聞かせ、図書館を利用している人は8割を超える (2008年11月03日)
子育て・絵本をテーマにした日本公文教育研究会が運営するコミュニティサイト「ミーテ」は、「読み聞かせライフスタイル」に関するアンケート調査を実施しました。
絵本の購入頻度、読み聞かせをする時間帯、図書館の利用の仕方など、家庭でより絵本を楽しむためのヒントとなる、さまざまなデータや具体的な声がアンケート調査によって集まりました。
絵本を子育てに取り入れている家庭の状況について調査した結果、読み聞かせをする時間は、午後(就寝時)が50.5%、決まった時間でなく随時が38.4%となりました。1回の読み聞かせの時間は10分~20分(60%)が多く、1日平均2~4冊(49.8%)が多くを占めました。
また、図書館を利用している人は81.5%となり、2週間に1回(45.5%)通い、5~10冊(47.5%)借りているということでした。絵本の購入は月1冊(39.2%)が多く、購入費用は1000~2000円(40.7%)が多いという結果になりました。
「読み聞かせの時間はご自身やご家族にとってどのような時間ですか?」という質問への回答には、「親と子の濃密なふれあいの時間。心も肌もぴったりといった感じ。」「みんながやさしい気持ちになって家族っていいなぁと思える時間。」「子どもの気持ちを聞ける貴重な時間。」「子どもの成長を発見できる時間。」などが挙げられています。
「読み聞かせをしていて、よかったなと思うことは?」という質問には、「いやなことがあった日でも、親子で楽しい絵本を読んでいると笑顔が出ること。」「何より子どもと共通の時間をもてるのがうれしいです。」「お父さんが子どもと本を読むようになったことに驚いた。」などという意見が出ています。
絵本の読み聞かせは良いことだとわかっていながらも、種類が多すぎてどんな本を選んで良いのかわからないというママさん、パパさんも多いはずです。そんな時は図書館へ行ってみて、司書におすすめの本を聞いてみてはいかがでしょうか。子どもとのコミュニケーションの時間は、工夫を凝らして大切にしたいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年11月03日 15:43