●二宮金次郎がブラジルへ―「二宮金次郎像、ブラジルに渡る」プロジェクト (2008年10月23日)
あの二宮金次郎像がブラジルへ―。
神奈川県は、神奈川県からブラジルへ渡った移住者らでつくる在サンパウロ神奈川文化援護協会(神奈川県人会)に、二宮金次郎の像を寄贈することにしました。
これは、今年6月、日系人ブラジル移住100周年を記念して、松沢成文神奈川県知事がブラジルを訪問した際、在サンパウロの神奈川文化援護協会から要望されたものです。二宮金次郎の勤勉な生き方は、勤勉と努力によってブラジルでの生活を切り開いてきた日系人にとって心の支えとなるという理由から同協会が要望したということで、神奈川県では、「二宮金次郎像、ブラジルに渡る プロジェクト」として募金を集め、二宮金次郎像を寄贈する予定です。
二宮金次郎(尊徳)は、神奈川生まれの思想家・農政家です。農村復興政策を指導したことや、少年時代に薪を拾って売った金で勉学に励んだことなど、「勤勉」の象徴的存在となっています。
一方、日系ブラジル移民は、100年前にブラジルに入植後、コーヒー農園などで働き、ブラジル社会の発展に貢献してきました。こうした勤勉と努力によって困難を乗り越えてきた日系人にとって、二宮金次郎は自分たちの人生と重なり、心の支えになっています。
そこで神奈川県では、以下の内容で募金を行い、二宮金次郎像をブラジルに寄贈することにしました。
■「二宮金次郎像、ブラジルに渡る」プロジェクト
募金期間:平成20年9月11日~平成20年12月19日
目標金額:300万円
募金額:個人募金 一口一千円、一口以上
団体募金 一口一万円、一口以上
神奈川県は、このプロジェクトを実施することで、神奈川県・日本とブラジルの相互理解、文化交流の推進につなげたいとしています。
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投稿者 kksblog : 2008年10月23日 00:44