●「横浜『ケータイ・ネット』五か条」 社会が一丸となって子どもを守ろう (2008年10月20日)
横浜市の教育委員会は、市内の青少年健全育成に関わる関係諸団体による「『ケータイ・ネット』から子どもを守る連絡会議」と共に「『ケータイ・ネット』から子どもたちを守るための提言」、提言の要約版としての「横浜『ケータイ・ネット』五か条」およびシンボルマークを発表しました。
この提言では、子どもがネット社会を健全に生きていくための能力育成、社会全体が子どもを守るために積極的に行動していくことが必要であることを認識し、家庭、学校、地域、行政、事業者などが連携しながら、緊急的に取り組むべき事柄について述べられています。
以下に「横浜『ケータイ・ネット』五か条」を紹介します。
横浜『ケータイ・ネット』五か条
一、横浜の『家庭』は、子どもの「ケータイ・ネット」の所持・利用に責任を持ちます。
二、横浜の『学校』は、「ケータイ・ネット」のルールを明確にします。
三、横浜の『地域』は、『家庭』や『学校』と共に「ケータイ・ネット」からもたらされる悪影響から子どもを守ります。
四、横浜の『行政』は、「ケータイ・ネット」に関する『家庭』、『学校』、『地域』の取り組みを積極的に支援します。
五、横浜の「ケータイ・ネット」に関わる『事業者』は、その社会的責任を認識し、行動します。
家庭や学校などに対する呼びかけや啓発活動は、これまでにも多くありましたが、事業者に対して行政が呼びかけることはあまりなかったのではないでしょうか。しかしフィルタリングサービスをはじめ、携帯やネットに関するトラブルと、その防止や対処法に長けているのは販売店など事業者でしょう。
販売店では利用者である子ども達やその保護者に接する機会も多いでしょう。携帯やネットが「危ないもの」になってしまわないよう、安全な使い方、トラブル回避の大切さを伝えてもらえたらいいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年10月20日 10:07