●まさにコンビニエンス 小中学生がコンビニに行く理由は「そこにあるから」 (2008年10月17日)
ネットリサーチサービス「キッズリサーチ」において実施された「『コンビニ利用』についてのアンケート調査」で、小中学生がコンビニを利用する理由、利用しない理由はいずれも「利便性」が大きく関係していることが分かりました。
コンビニの利用状況は、「月1回以上行く」が約8割でした。よく行く店舗は「セブンーイレブン」、「ローソン」の順に多く、立地としては「家の近く」にあるお店に行くことが分かりました。行く目的は、遊んでいるときに友だちと一緒に、お菓子や飲み物を買いに行くことが多いようです。
男女で比較すると、男の方が女の子よりコンビニに行く子が多く、またその頻度も高くなっています。「週1回行く」のは男の子47.1%、女の子38.3%となっています。よく行く店も、女の子は「家の近く」が多いのに対し、男の子は「学校の近く」が多くなっています。
コンビニに「誰と行くか」は、小学校低学年では「母親」「父親」が多いですが、学年が上がるごとに「友だち」や「自分一人だけ」という答が多くなっています。また女の子は「母親」や「兄弟・姉妹」といった家族と一緒に行く子が男の子より多いようです。男の子で女の子よりも多い回答は「自分一人だけ」でした。
コンビニに行く理由は、全体的に「家、学校のなどの近くや通り道にあるから」という答が多く、その他に「営業時間を気にしなくていい」「商品の種類が多い」といった答がみられました。逆に、コンビニにほとんど行かない子どもに「コンビニに行かない理由」を聞いたところ、「家、学校などの近くや通り道にないから」という答が最も多くなり、行く・行かないの動機付けには「利便性」が大きく関わっているとみられました。
「たまり場になる」「買い食いの習慣がつく」などと子どもにとっていい環境ではないと見られがちなコンビニですが、考えようによっては「子どもにも入りやすい店」「家や学校から近くて買い物させるにも安心」とも言えます。お金の使い道や買った後のマナーなど、必要なことをきちんと教えて、上手にコンビニを利用していきたいですね。
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小・中学生の『コンビニ利用』についてのアンケート調査
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投稿者 kksblog : 2008年10月17日 06:44