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親子で知れば防げる!ネットやケータイのトラブル防止啓発チラシ (2008年10月15日)

東京都の子ども・若者問題対策会議では、「ネット・ケータイに関する関係局連絡会議」を設置し、青少年のインターネットや携帯電話の諸問題に関する各種対策に取り組んでいます。

この部会において、小中学生の保護者などを対象としたネット・ケータイについての新しい啓発チラシが作成されました。表面には「楽しくて便利なネット&ケータイ、でも危険がいっぱい!」と大きく書かれており、携帯電話やネットがトラブルの入口になりかねないことへを呼びかけています。

裏面には見開きで、家族で出来るトラブル回避の取り組みについて書かれています。その中で、サイト内で知り合った人が10人以上いる子どもは全体の51.3%という数字が出ていました。共通の趣味の情報交換や、文通のようにメールを送り合う相手であれば問題はないでしょうが、犯罪目的の人との見分けがつかないのがネットの恐いところです。実際に会おうと誘われる、つきまとわれるなどの事例もあるようです。

携帯・ネットの使い方のルールを家族で作るには、まず保護者が感心を持ち、話し合う姿勢が大切です。そのために「保護者のためのファミリeルール講座」を開くことを勧めています。この講座は東京都の青少年・治安対策本部青少年課に問い合わせれば、学校などで開催してくれる出張講座です。

子ども向けには、警視庁が小・中・高校生を対象に「子ども向けハイテク犯罪防止教室『セーフティ教室』」を開催しています。警視庁の「ハイテク犯罪対策総合センター」では、子ども向けサイトも展開しているので、そちらも参考にするといいでしょう。

さらにフィルタリング機能の大切さを呼びかけています。その中に携帯電話販売店に聞いた、「フィルタリングサービスが徹底されない理由」についてのアンケート結果が掲載されています。フィルタリングを不要と思っている保護者は少ないと思われるものの、子どもが使いたいサイトにアクセスできない、などとせがまれてフィルタリングを解除するケースが多いようです。

ネットいじめや架空請求、迷惑メールなど、もしもの時のための相談窓口の一覧も掲載されています。これらの窓口は使うことがないに超したことはありませんが、保存しておくことでネット犯罪に対して警戒心が生まれる効果があるでしょう。かわいいイラストとカラフルな色遣いのパンフレットなので、家に置いておけば子ども達も手にとって読むかもしれませんよ。

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投稿者 kksblog : 2008年10月15日 11:12


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