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パンフレット「STOP・THE・温暖化・2008」~環境省 (2008年10月06日)

「STOP・THE・温暖化・2008」ということで、環境省によるパンフレットが公表されています。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、これまで4回、温暖化の科学・影響・対策に関する評価報告書を公表しています。

地球温暖化によって、どういうことが起こってきているか、ということを再度確認できる資料です。

IPCCは、2007年に最新の報告書(第4次評価報告書(AR4))を発表しています。その中でIPCCは、「温暖化には疑う余地がない」と断定しました。大気や海洋の世界平均温度の上昇、南極や北極の氷及び山岳氷河などの広範囲にわたる減少、世界平均海面水位の上昇などが観測され、今や、地球が温暖化していることは明らかであるとしています。

多くの自然環境が、すでに温暖化の影響を受けており、生態系には、すでに異変が生じ始めているとしています。

陸上生物では、春の烏の渡りや産卵などの現象の早まり、動植物の生息域の極地方向や高地への移動などが、水生生物では、高緯度の海洋における生物の生息域・生息数の変化や、河川の魚類の回遊時期の早まりなどが確認されています。

また、人間社会へも影響として、国世界各地で異常気象が頻発しており、世界各地で、強い台風・ハリケーン・サイクロンや集中豪雨、干ばつ、熱波などの異常気象による災害が頻繁に発生しています。

20世紀半ば以降の地球温暖化は、人間活動が原因であるという指摘もあります。1750年頃から始まった産業革命以降、人間は化石燃料を大量に燃やしてエネルギーを得る生活を現在まで続けており、このために、人間活動による二酸化炭素排出量は増加、これにともない、大気中の二酸化炭素濃度が増え続けているということです。

地球温暖化を止めるためには、普段どういうことを気をつけたらよいかを、子ども達と考えることも大事ですが、将来に向け、何かできることを仕事としてやっていくことも視野に入れ、子ども達と会話していきたいものですね。そういった意味での、学校での理科や社会の勉強ができれば、いいですよね。

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投稿者 kksblog : 2008年10月06日 10:51


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