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小学生のインターネット利用について、親の危機意識度は? (2008年10月06日)

小学生向けポータルサイト「キッズgoo」にて、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関する調査が実施されました。

本調査は、インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント(株)と(株)三菱総合研究所によって毎年実施している調査です。有効回答数は8,818名でした。

光回線の普及などで、子どものいる家庭におけるインターネット接続環境は十分整っている状況の中、家庭における子どものインターネット利用については減少傾向で、利用時間は週に2時間未満が大幅に増加し、週に2時間以上は大幅に減少しています。利用目的も「ネットサーフィン」は減少し、「ゲーム」や「検索(勉強や宿題のため)」が増加していることから、家庭内で接続時間などインターネットの利用ルールを設け、目的に準じた効率的な利用をする子どもが増加している傾向が伺えます。


携帯電話からのインターネットアクセスについては、約5人に1人は利用している状況ですが、そのうちの6割はウェブ利用制限などの利用制限機能を導入しています。家庭のパソコンへのフィルタリング機能の認知度も利用者も増加していますが、家族で共有するパソコンに比べ、携帯電話は子ども専用という使い分けになるので、より利用制限サービスの普及につながっているようです。

携帯電話利用ルールの中で最も多いルールは、「通話やメールの通信相手について」で、約5割の家庭でコミュニケーションをとる相手に対して制限を行なっていることが判明しました。

子どもからインターネットを介したトラブルを避けるために、約5割の保護者がインターネット教育や情報収集を行なって子どもからのトラブル相談に備えていますが、一方で心配していない保護者も3割と危機意識の二分化傾向がみられます。

インターネット利用のルールも情報モラル教育も家庭主導で学ぶことが必要と認識している保護者が多いのに、実践している家庭はその数に及ばないのが現実。危機意識が高いのか、低いのか。親としてできることを、認識で終わらずに行動にする必要もあるのではないでしょうか。


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投稿者 kksblog : 2008年10月06日 00:05


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