●ガソリン価格高騰の背景とは? わかりやすい「エネルギー白書」の解説 (2008年10月02日)
今年5月に、資源エネルギー庁よりエネルギー白書2008が報告されました。エネルギー白書は内容が盛りだくさんで、これまでエネルギーについてよく勉強し、最近の情報も理解している人でなければ、ぱっと読んでも内容を把握するのが難しいでしょう。
そこで昨年から資源エネルギー庁のホームページで、エネルギー白書のハイライトを実際の図表と分かりやすい解説を添えて「わかりやすい『エネルギー白書』の解説」として公開しています。
今回のエネルギー白書は、以下のような3部構成になっています。
・第1部 エネルギーを巡る課題と対応
・第2部 エネルギー動向
・第3部 平成19年度に置いてエネルギーの需給に関して講じた施策の概況
第1部はその年度に起きたエネルギーに関する重要事項を取り上げて調査分析しているのですが、今年度は「原油価格高騰の要因及び影響分析」、「地球環境問題への対応」をテーマにしています。原油価格高騰については、ガソリンや食品の値上がりなどで、私たちの生活にも影響が及んでいる問題です。
ガソリンを初めとする、原油の価格高騰によるさまざまな物の値上がりはなぜ起こったのか、ということについて、実際のエネルギー白書では何十ページにもわたって分析・解説してあることを、原油価格高騰の要因となる世界的な需要と供給のこと、背景にある世界経済の情勢のことなどを、要点をまとめてわかりやすく書かれています。
エネルギーの問題は、グローバルでありながら私たちの生活にも密接に関係していることです。社会科の授業の教材や、総合的な学習の時間で題材としても使えそうです。少し難しい専門用語もありますが、それらを自分たちで調べることによって、より深い理解と、読み解くことの面白さを感じられるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年10月02日 09:11