●高校生限定のSNS「en高校生」 事業譲渡で「クラスブック」へ (2008年09月30日)
ネットワークを通じて、人と人とのつながりを促進・サポートするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。SNSは携帯電話サイトでも展開されていますが、その多くのは会員登録に対する規制が厳しくなく、登録者の成年・未成年の区別ができないばかりか、ユーザー同士が同じレベルの会員として登録・利用できるため、その危険性が問題視されています。
株式会社ディスコは、エン・ジャパン株式会社より、高校生限定SNS「en高校生」の事業譲渡を受けることになりました。10月1日より、この事業の顧客やシステムをディスコが譲渡を受け、11月1日より「高校生のためのSNS『クラスブック』」としてサービスを提供します。
これまでエン・ジャパンが運営していた「en高校生」は、高校生限定の携帯電話専用サイトです。入会審査は顔写真を使い、人の目で確認することで大人の「なりすまし」を防ぎます。また学校名、クラス名や実名まで登録することで、本人かどうかを会員同士でチェックできるのです。
ディスコは譲渡後も「en高校生」の運営方針をそのまま継続するとしています。また、既存ユーザーは変更手続きなど必要なく、そのままサービスを利用することができます。
現在「en高校生」の会員数は約2万6千人、在籍高校は全国の高等学校の約91%を占める約4,800校を網羅しています。コンテンツにはプロフや日記などに加え、ストリートダンスや英語クイズなど、さまざまな分野のコンテストがあり、自分の得意分野で全国のライバルと競い合うことができるのです。
対象が高校生ということで、あくまで真面目に、サイトの監視も厳しくする、と「en高校生」発足時の談話がありました。運営元やサイトの名前が変わっても、
その姿勢だけは守り続けてほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年09月30日 09:41