●平成20年度の高校・中学新卒者の求人・求職状況について~厚生労働省 (2008年09月19日)
厚生労働省が、平成20年7月末現在においての、来春の高校・中学新卒者の求人・求職状況の取りまとめを発表しています。
高校・中学新卒者の求人・求職状況についての調査は、学校・公共職業安定所の紹介を希望する生徒の状況を取りまとめたものです。
高校・中学ともに前年同期に比べ、求人倍率のポイントがわずかながら上がっています。
まず、高校新卒者に対する求人数は、26万4千人、これは、前年同期に比べて0.2%減っています。そして、その高校新卒者の求職者の数も、20万2千人と、前年同期に比べ1.2%減っています。
したがって、「求人倍率」は、1.31倍で、前年同期を0.02ポイント上回ることになります。
一方、中学新卒者に対する求人数は、1千1百人で、前年同期に比べて5.1%減っています。それに対し、中学新卒者の求職者数は、2千8百人、前年同期に比べて11.5%減っています。
こちらも、「求人倍率」は、0.38倍となり、前年同期を0.02ポイント上回ります。
平成21年3月の高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、文部科学省・厚生労働省の両省によって定められています。
高校新卒者の選考・内定開始期日は、平成20年9月16日以降、中学校新卒者の選考・内定開始期日は、平成21年1月1日以降(積雪指定地域においては、平成20年12月11日以降)となっています。
厚生労働省としては、ハローワークの高卒就職ジョブサポーターが学校訪問等を行うことによって、就職希望者に対する個別就職支援を推進することや、就職面接会の開催等を通じたマッチングの促進することなど、“就職支援策”を実施、高校・中学新卒者のマッチングの促進を図ることとしています。
それぞれに合った長く安定して働ける場所が見つかればいいですよね。
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投稿者 kksblog : 2008年09月19日 11:59