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高い精度が文書作成を効率化
学事報告の名簿作成も手軽に

　　　東京都小平市立小平第六小学校　村松守夫副校長

人名外字を使う以前、文書作成を行ってきた村松守夫副校長は、フリーソフトやＷｅｂサイトのサービス 「外字神社」 を利用して外字を入力してきました。しかし、そうしたフリーのサービスではサポートがないうえ、用意されているフォントの種類が少なかったり、外字の数が多過ぎてかえって探し出すのに手間取ったりと、やはり不都合な面も多かったといいます。

「フリーのソフトでは字数が多過ぎて求めている外字を探すのが大変でした。 『人名外字１５００Ｖ３』 は、収録してある外字が１５００字ということで使う前は 『少ないかな』 と思っていたのですが、実際に使ってみると必要な漢字がきちんと入っていて助かりました。よく市場調査をしていると感心しました」

フリーのサービスが及ばない 「人名外字１５００Ｖ３」 の精度。そこには、ソフト開発の前から公共自治体の戸籍や住民票システム向けに同社が行ってきた文字データ作成サービスのノウハウが活かされています。

また、戸籍にある漢字を使用することが求められる学事報告の名簿を作成するのは神経を使うところです。外字を探し出し、名簿に反映させる－そうした文書作成にかかる作業量も 「人名外字１５００Ｖ３」 を活用することで、従来に比べて作業量も減ったようです。

「また必要な漢字をネットでリクエストできるサービスがとても良いですね。使い勝手については難しいところもなく、使いやすいソフトの部類に入ると思います」

ソフトに収録されていない外字は、専用Ｗｅｂサイトから１書体２００字分を無償で追加することができるので安心です。

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学校ＨＰでも紹介

「人名外字１５００Ｖ３」が手元に届いた際、学校ホームページ内にある「副校長日記」で早速その様子を紹介するなど、村松副校長は学校におけるＩＣＴの活用にも意欲的。特に同校が小平市のコミュニティスクールに指定されていることからＨＰの運営には力を入れていて、保護者や地域とコミュニケーションを図るうえで重要な役割を担っています。

小平第六小学校のＨＰでは、学校案内や校内研究、行事予定と言った学校の紹介だけでなく、校長、副校長、学級担任、学校経営協議会、おやじの会など多様なページが用意されています。管理職の理解が学校ＨＰの充実には欠かせないと言われていますが、同校のＨＰでは、村松副校長だけでなく長津芳校長も自然体で学校ＨＰを更新しています。

実際に長津先生は、今年６月９日から１１日の３日間、６年生が八ヶ岳への移動教室に同行すると、携帯電話のメールと写メール機能を利用し、速報として期間中３４回もページを更新。通常は１日１３０件を数える同校のアクセス数ですが、その間のアクセス数は１日２００件にも達したといいます。

学校ＨＰを積極的に運営する利点について村松副校長は 「学校ＨＰを充実させるようになって、保護者や地域からのクレームも少なくなりました。学校の頑張りを見てくれているのだと思います。コミュニティスクールに取り組んでいるのですが、皆さんに学校のマイナス情報も含めて、地道に隠さず発信すると、きちんと応えてくれます」 と説明します。保護者や地域とのより良い関係を結ぶツールの１つとして学校ＨＰが機能する好事例ですね。

小平第六小学校
人名外字１５００Ｖ３（イースト株式会社）

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