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緊急事態警報を学校、病院などの館内放送にするソフトウェア発売 (2008年09月04日)

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昨年10月から一般提供がはじまった緊急地震速報ですが、これは総務省消防庁が進めている「全国瞬時警報システム(J-ALERT)」の一つです。地震の他に津波の発生、弾道ミサイル発射時など緊急の有事に、国から人工衛星を介し、防災行政無線などを起動させることで、即時に一般市民に警戒を呼びかけるシステムです。

株式会社理経は、J-ALERTの緊急事態警報を、市町村の出先機関、学校、病院などの館内に自動的に放送するJ-ALERT機能拡張ソフトウェアを販売しています。

J-ALERT機能拡張ソフトウェアは、国民保護、緊急警報が発令されたとき、館内放送設備を自動起動し、警報を放送し、自動停止させる機能を持っています。また自治体のIP網を介して、遠隔地の出先機関や学校なども自動起動させることができます。さらに、施設ごとの特性に合わせて、館内放送を自動起動させる警報の種類を個別に設定することができます。

今年8月から提供を開始していますが、現在徳島県庁他1県において、町内放送設備と接続し、実用運用されているそうです。大きな建物や人の多く集まる所では、防災無線では聞こえない、よく聞き取れないことがあり得ますが、館内放送ならより確実に伝達することができるでしょうね。

J-ALERTの伝える緊急事態警報は、対処に時間的余裕のない事態に対する緊急情報であり、それを聞いたらすぐ、地震なら車を停める、机の下に隠れる、津波なら高い場所へ避難するなど、適切な行動を取らなければいけません。そのためにも日頃から自宅、職場、学校やよく行く場所など、日常のさまざまな場面において、もしものときはどうすればよいか、考えておきたいですね。

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【ニュースリリース】(株)理経、J-ALERT機能拡張ソフトウェアの販売を開始 緊急事態に学校、病院の館内放送を自動起動



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投稿者 kksblog : 2008年09月04日 10:21


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