●携帯読書家に朗報! ソフトバンクの新コンテンツ「タダ本」 (2008年09月03日)
一昔前、電車や駅のホームには文庫本を広げている人が多かった気がします。今では若者を中心に、ケータイを広げている人が多くなりました。メールやゲームの他、ケータイ読書にはまっている人も少なくないようです。
ソフトバンクモバイル株式会社は、9月1日より電子書籍を情報料無料で楽しめる「タダ本」の提供を開始しました。夏目漱石や宮沢賢治、海外ではトルストイなどの2,000作品以上の名作を、まるごとタダで読むことができ、さらに今話題の電子書籍のサンプル版を読むことなどができます。
このサービスは、電子書籍販売サイトを運営する株式会社パピレスとの業務提携による、電子書籍のポータルサイトです。名作を無料で読める「まるごと1冊名作無料」、投稿小説を週間連載形式で提供する「ライトノベル人気投票」、各電子書籍販売サイト運営会社が提供する、有料電子書籍のサンプル版を読むことができる「お試し」、といったコンテンツで構成されています。
対応している機種は、ソフトバンクの3G携帯電話の中でも、ここ2年くらいの間に発売された、比較的新しい機種のみです。今後順次拡充していく予定となっているので、非対応機種でも、いずれ利用できるかもしれません。
情報料無料と言っても、小説をダウンロードするための通信料は別途かかります。名作まるごと1冊など、大きなコンテンツを利用するときには、定額プランなどを利用していないと、通信料が膨大になるので注意しましょう。
ケータイ小説の特徴の一つとして、読むだけでなく、自分も書き手になることが手軽にできるということがあります。「タダ本」のトップページにはそれぞれのコンテンツのおすすめが並んでいます。誰もが知っている有名な小説と一緒に自分の作品が並んでいたら、何とも言えずうれしいでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2008年09月03日 12:17