●平成21年(2009年)の元日はいつもより1秒長く―総務省「うるう秒」挿入のお知らせ (2008年09月18日)
総務省は、平成21年(2009年)1月1日に、「うるう秒」調整を行うことになったと発表しました。「うるう秒」調整とは、標準時を決めている原子時計による時刻と、地球の公転・自転に基づく天文時との間に生じるずれを調整するため、日本の標準時に「うるう秒」を挿入することです。
このため、平成21年(2009年)1月1日はいつもより1秒長くなるということです。
時刻は、かつては地球の公転・自転に基づいて決められていました。しかし、約50年前から原子の振動を利用した原子時計が使われるようになり、地球の公転・自転に基づく天文時との間でずれが生じるようになりました。
現在の世界の標準時は、原子時計の時刻と天文時の時刻が0.9秒以上ずれないように調整されていますが、地球の自転速度は不規則なため、0.9秒以上のずれが生じる場合があります。この時、原子時計の時刻に1秒の調整を行いますが、この調整が「うるう秒」調整です。
日本での「うるう秒」調整は1972年から数年おきに行われてきました。今回は平成18年(2006年)1月1日以来の「うるう秒」調整となります。
今回の調整では、平成21年(2009年)1月1日(木)の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します。社会活動の基盤となる情報通信ネットワークやコンピュータには、正しく調整された時刻が届けられるため、利用者は通常通り標準時サービスを利用することができます。
正直なところ、私は「うるう秒」を初めて知りましたが、このニュースには地球の自転速度が不規則であることなど興味深い内容がたくさん入っています。地球の自転、標準時の仕組みなど、様々な知識につながりそうな話題ですね。
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投稿者 kksblog : 2008年09月18日 15:30