●キッズデザインに関する認知度調査の結果について~経済産業省 (2008年08月28日)
経済産業省では、子どもを産み育てやすい生活環境の実現や、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に向けたキッズデザインの推進・普及に取り組んでいます。
平成20年度委託調査として、7月にキッズデザインに関する認知度調査をインターネットアンケート調査で行われました。調査対象は、0~12歳の子どもをもつ親と祖父母1031名となっています。
まず、「キッズデザイン」についての認知度は46.6%でしたが、その中で「内容まで知っている」という回答は、1.9%にとどまっています。
「キッズデザイン賞」、「キッズデザインマーク」については、「知らない」という答えが66.4%と一番多くなっていました。しかし、キッズデザインの理念やキッズデザイン賞受賞作品を提示してみると、キッズデザインが配慮された製品等に対して「とても魅力を感じる」「魅力を感じる」という回答が84396となりました。
キッズデザインの理念やキッズデザイン賞受賞作品の提示に対しては、キッズデザインが配慮された製品等に対して「とても魅力を感じる」「魅力を感じる」という回答が84396となりました。
キッズデザインに配慮した製品に対しては、家電・生活雑貨では約70%、育児関連品・玩具では約80%の人が,追加的に支払って購入してもよいと回答しました。その追加金額としては、製品価格の5%程度が最も多くなっています。
今後、キッズデザインに配慮したものがでてきてほしい製品分野としては、「遊具」「玩具」「育児関連品」が多く、一方で、「家電」「公共施設」「公共交通機関」など、大人が主なユーザーとして設計されている製品等にもキッズデザインが求められています。
“子どもを産み育てやすい生活環境”や、“子どもの安全・安心と健やかな成長発達に向けたデザイン”ということに関しては、子どもをお持ちの家庭では当たり前に感心が高いのかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2008年08月28日 01:54