●動物たちの息づかいが聞こえてくる 科学技術館の「ネイチャーコンタクト」 (2008年08月27日)
動物園の人気者ホッキョクグマ、極寒の地、北極圏に住む動物として有名ですね。私たち人間からすると信じられない環境ですが、氷の海に体を適応させた彼らには、そこに暮らすことがごく自然なことなのです。
東京の北の丸公園内にある科学技術館に「ネイチャーコンタクト」という展示があります。地球上にはさまざまな環境に適応した、たくさんの動物たちが住んでいます。ネイチャーコンタクトでは、手でパネルに触れたり、囲んだりする動作をすることで、そんな動物たちと触れ合ったり、会話をしたりとインタラクティブに楽しむことができます。
ネイチャーコンタクトは、情報テーブルと呼ばれる大きなテーブル上のスクリーンを使って楽しみます。強化ガラスの上面がスクリーンになり、そこに海や川、森や草原といったさまざまなエリアが投影されています。各エリアに住む動物たちを見つけたら、手のひらで触れてみましょう。動物が反応して鳴き声を聞かせてくれます。心臓の鼓動が聞こえることもあるそうです。
動物を手で囲うと、動物の生態に関する情報が表示されます。大きさや体重、生息地などを知ることが出来ます。動物だけでなく、木など周りにある物も情報を教えてくれることがあるということで、木や動物からどんなことを教えてもらえるか、わくわくしますね。
さらに、探査ロボットを使っていろんな動物のメッセージを集めることができます。受付画面で自分の探査ロボットを登録し、行きたいエリアを選びます。目的のエリアにロボットが現れたら、手のひらで払うような操作でエリア内を移動させ、動物にロボットを近づけます。するとロボットが動物と会話してメッセージを記録・表示してくれます。ロボットの滞在時間は限られているので、上手に操作してたくさんの動物とふれあいましょう。
動物たちのくれるメッセージは、もしかしたら私たち人間にとっては耳が痛いこともあるかもしれません。自然と共に生きる動物たちの生活は、人間の生活とは比べ物にならないほど、地球環境に密接に関係しています。動物たちとの楽しいふれあいから、地球環境についての気づきができるといいですね。ラストスパートに入った夏休み、宿題の題材にもいいかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2008年08月27日 11:23