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小学生一人に一台 パソコンによる学習効果検証実施 (2008年08月09日)

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株式会社インテルと内田洋行株式会社は、パソコンを活用した学習効果を実証するため、小学生を対象に一人一台のパソコンを提供した実証実験をすると発表しました。

対象となるのは、千葉県柏市の小学校2校の児童(4年生・5年生)73人。軽量小型のノートパソコン、ソフトは小学館の学習教材「小学館デジタルドリルシステム」を利用する予定です。

実際に検証をするのはこの夏休み明けの2学期からの半年間で、国語と算数の各授業の10分~15分を使って、漢字の書き取りや算数の計算問題を反復学習することによる効果を確認するということです。

またパソコンには無線LANを搭載していますので、インターネット利用による調べ学習効果もあわせて検証することができます。

海外と比べると、日本はパソコンを利用したICT教育の普及が低く、必要なインフラも大幅に遅れ十分とはいえない状態だといいます。このプロジェクトは、教育レベルの低下が懸念されるなか、ICT教育導入による学習効果を実証し、その重要性を確認し普及へとつながるとしています。

「ICT教育の有効性を再認識することがこのプロイジェクトの目的であり、この実証実験を通じて教育関係者とIT業界との連携強化、ICT教育の早期普及を支援する計画である」とはインテルの吉田和正社長のコメントです。

また内田洋行柏原社長は、「読み書きや対面での授業といった授業の本質を見失わない一方で、従来にはできなかった新しい教育が発展することを期待している」とも述べています。

学校の中での授業がおもしろくなること、これが一番の学習効果を上げることだと思います。新しいことを覚えること、正しい答えが導き出せること、疑問が解決できること。そのために、パソコンにも一役かってもらうのもアリですよね。

■関連記事
●「10万教室ICT化支援プロジェクト」で校内LAN整備へ (2008年03月10日)

●eラーニング等のICTを活用した教育に関する調査報告書(2007年度) (2008年02月29日)


インテルと内田洋行 ICT教育の普及に向けて、児童一人一台、小型ノートブックPCを活用する学習の効果を検証



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投稿者 kksblog : 2008年08月09日 13:26


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