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まずは、「アラビアンナイトの大冒険」を選んでみました。舞台は７９４年のバグダットです。ここでしずかちゃんが迷子になってしまいました。「暑い…」と文句を言いながらもドラえもんやのび太、スネオ、ジャイアンの一行はしずかちゃん探しの旅に出かけます。

そこで第一問目が出題されました。迷子になった子（しずかちゃん）の写真をインターネットに載せてみんなで探してもらうのに、名前や住所、電話番号、メールアドレスも載せて良いかどうか？という問題でした。答えを選ぶと、インターネットの極意と書いた紙をもらえます。ここで、個人情報の取り扱いについての注意事項をわかりやすく教えてくれます。

そこから先へ進むと、さらに別のクイズが出題されます。自分の本名をインターネット上で使わないようにすることや、プレゼントの応募などでメールアドレスを書きたい時は家の人に相談すること、「あなたに会いたい」といわれても会う約束をしないことなどをクイズを通して学べる内容になっています。

この他に、「謎の海底大冒険」や「恐竜世界の大冒険」などのクイズコーナーもあり、それぞれの冒険を終えるとパスワードがもらえます。これらのパスワードをすべて集めると、最後にドラえもんのスクリーンセーバーがもらえる仕組みになっています。

子どもたちにとって身近になったインターネットですが、使い方を誤ると個人情報漏えいなどの実害を被ってしまうことも十分に考えられます。夏休みを良い機会に、親子一緒に家庭でインターネット教室を開いてみてはいかがでしょうか。ドラえもんと一緒ならきっと子どもも楽しんで飽きずに勉強してくれることでしょう。

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小学館：ドラえもんのび太のインターネット大冒険