●子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議まとめ~文部科学省 (2008年08月08日)
昨年9月より、子どもを守り育てる体制づくりの有識者会議が開催され、「ネット上のいじめ」の防止に向けての有効な取り組みについて議論が重ねられてきました。
これまで検討してきた内容について、平成20年6月に「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議まとめ(第2次)」がとりまとめられ、このたび、その内容が要約されたリーフレットが作成されています。
子どもたちが、携帯電話のメールやインターネットを利用する機会は、近年急速に増加しており、「ネット上のいじめ」という新しい形のいじめ問題が深刻化しています。
こうした子どもたちを取り巻く環境の変化に伴う「新しい形のいじめ問題」への効果的な対応策の検討が急務であるという判断から、平成19年9月、「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」が再開され、「ネット上のいじめ」の防止に向けての有効な取り組みについて議論が重ねられてきたわけです。
リーフレットの中で呼びかけられているのは、携帯電話やインターネットのメディア特性などをしっかり学び、理解を深めること、子どもたちの携帯電話やインターネットの利用の実態を十分に把握すること、携帯電話の必要性・危険性についてしっかりと話し合い、必要がない限り持たせないようにし、持たせる場合には、家庭内でのルールをつくり、徹底すること、また、フィルタリングを必ず設定する、といったことが必要だということです。
このたび作成されたリーフレットは、全国の幼稚園、小・中・高等学校、中等教育学校、特別支援学校、各教育委員会、各PTA組織などに配付されることになっていますが、インターネット上で見ることもできます。まずは、実際に起こっていることがあるという現実を見ることが大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2008年08月08日 00:29