KKSブログ: 教員採用選考・昇任選考に関する点検、教育管理職等の任用・育成のあり方

このところ、教員の採用等に関する不正事件や合否の発表前に選考結果の連絡を行うなどの問題が報じられており、東京都教育委員会では、教員採用選考及び昇任選考に関し、選考システム及び運営面での点検を実施しました。

また、教育庁次長を委員長とし、各部長を委員とする「東京都公立学校教員採用選考及び昇任選考に関する調査委員会」を設置、関係職員に対するアンケート調査及びヒアリング調査を実施しました。

報告書によると、今後、開かれた学校づくりや特色ある学校づくりなどの教育改革に積極的に取り組み、多様化した教育課題に適切に対処していくためには、校長、副校長、主幹教諭、平成２１年度より任用予定の主任教諭、教諭、がそれぞれの職責や役割を理解し、学校が組織的に機能していくことが重要であるとしています。

一方、学校ではベテラン教員が大量退職、若手教員が増えており、この状況は今後１０年間ほど続くことが想定されます。初任者から管理職まで計画的・体系的な人材育成の仕組みを構築していくことが喫緊の課題となっているとしています。

東京都教育委員会は、東京都公立学校の教育管理職等の任用、育成のあり方を検討するため、平成１９年８月に「教育管理職等の任用・育成のあり方検討委員会」を設置、検討を重ねてきました。

平成１９年１２月に教育管理職及び指導主事の選考・育成制度について第１次報告として、平成２０年３月には副校長･主幹教諭の育成及び職のあり方について第２次報告としてそれぞれ提言を行いました。

東京都にお住まいならもちろん、それ以外のところにお住まいの場合にも。内容について気になる方も多いのではないでしょうか。ファイルで読むことができます。ぜひ、目を通してみませんか。

教育家庭新聞社
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