●エコスクール化に向けて 協力者会議中間報告 (2008年08月03日)
文部科学省は、「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の推進方策」を協力者のもと会議をすすめてきましたが、この7月23日に中間報告とりまとめを発表しました。
環境への負荷を減らすことや環境教育に役立てるため、公立学校の施設をエコスクールへの推進を進めています。すでにパイロット・モデル事業認定校は約8百校とのぼっていますが、すべての学校が環境問題に配慮をした施設となることを目指しています。
推進するためには、施設面・運営面・教育面の3つの視点から考えること、効果的な手法を選択すること、できる限り自然エネルギーの活用などが重要ということです。
エコスクールづくりをすすめていく中で、つぎのような課題があげられています。
・ 子どもたちに我慢を強いることなくエネルギー消費を押さえる工夫が必要なこと。
・ 老朽化したら即建て替えではなく改修する、サイクル建材の利用をする。
・ 子どもたちが触れて学べる環境つくりをする。
すべての学校が環境に配慮した設備を整えることによって、それは地球環境にやさしいということになります。また環境問題を身近に考える子どもが家庭でのエコロジーに取り組み、ひいては地域をも巻き込んだ環境への取り組みにもなりえます。
風力発電、太陽光発電などの自然エネルギーの施設を造るのは簡単にできます。これらがあればエコスクールといえるかもしれません。しかしこれらを造るだけではなく、いかにこれらを通して学ぶかということがもっと重要なことです。
■関連記事
●人工エネルギー消費を抑えた学校へ エコスクール化への取り組み (2007年08月06日)
「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の今後の推進方策について」(中間報告)-学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議-
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投稿者 kksblog : 2008年08月03日 00:10