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20代の半数は非常用品を準備していない 災害についてのアンケート (2008年08月26日)

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もうすぐ9月1日、防災の日です。1923年の9月1日に関東地方をおそった大地震による、関東大震災から「災害への備えを怠らないように」ということで、1960年に制定されました。今では全国各地で防災訓練が行われたり、防災に関するパンフレットを配布して防災を呼びかけたりなどの活動がこの日を中心に行われています。

株式会社アイシェアは20代から40代の男女を対象に、災害についてのアンケート調査を行いました。その結果、地震などの災害に備えて、非常用品の準備をしている人は全体の3分の1程度だった一方、関東在住者の8割が将来起こりうる「関東大震災」に不安を感じているということが分かりました。

備えをしている人たちに、準備しているものを聞いたところ、トップは「懐中電灯」、次いで「飲料水(ミネラルウォーターなど)」「非常食(乾パンや缶詰など)」が多くなりました。また、男女別に見てみると、非常食や衣類は女性の方が多く、懐中電灯、携帯ラジオ、タオルやティッシュペーパーなどの生活必需品は男性が多くなっています。

災害の備えをしていない人に、その理由を聞いたところ、「特に準備を考えていなかったから」という答がおよそ半数でした。「面倒だから」という答えも25%にのぼり、特に20代で「面倒だから」が多くなりました。

しかし自分の住んでいる地域の避難場所を把握しているか、という質問には、20代は73.5%が「把握している」と答えており、年代別に見ると最も高くなっています。災害時の備えについて無関心、というわけではないようです。

個人レベルでは災害対策グッズなど、国の対策では緊急地震速報などと、突然の災害に備えるさまざまな対策が講じられています。「備えあれば憂いなし」と言いますが、何より大切な「備え」は、私たち一人一人の心構えです。物や情報などの「備え」は、心の「備え」を助けてくれるものなのでしょうね。



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投稿者 kksblog : 2008年08月26日 07:53


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