●生涯学習に関しての世論調査~内閣府 (2008年07月23日)
この調査は、生涯学習に関しての国民の意識を調査して、今後の施策の参考のためにということで実施されました。
対象としては、全国20歳以上の3000名に対し無作為に行いました。調査方法は、調査員による個別面接聴取によるものです。
この1年くらいの間に、どのような「生涯学習」をしたことがあるか?という質問に対し、「健康・スポーツ(健康法,医学,栄養,ジョギング,水泳など)」をあげた人が22.5%、「趣味的なもの(音楽,美術,華道,舞踊,書道など)」をあげた人が19.8%と高くなっています。そして、前回の調査結果と比べ割合が上がったのが、「パソコン・インターネットに関すること」をあげた人です。
性別に見ると,「健康・スポーツ(健康法,医学,栄養,ジョギング,水泳など)」、「パソコン・インターネットに関すること」は男性で多く、「趣味的なもの(音楽,美術,華道,舞踊,書道など)」は女性で多くなっています。
この1年くらいの間に、「生涯学習」をしたことがあるとする人867人に、どのような場所や形態で「生涯学習」をしたことがあるかを複数回答で聞いたところ、「公民館などにおける都道府県や市町村などの自治体の講座や教室」が33.1%、「カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間の講座や教室,通信教育」が29.3%、「自宅での学習活動(書籍など)」が29.3%、「同好者が自主的に行っている集まり,サークル活動」が26.8%、「職場の教育,研修」が22.6%、「パソコンやインターネットなど(情報端末,ゲーム機器などの活用を含む)」が21.3%などの順となっています。
生涯学習についての情報は、家族や友人、知人からの口伝えや新聞、雑誌、インターネット(情報端末など)、ラジオやテレビ、自治会,町内会の回覧や地域住民の連絡、学校や職場からの推薦(機関紙、掲示板、パンフレットなど)といったところから、それぞれ得ているようです。
「生涯学習」を通じて身につけた知識・技能や経験は、「自分の人生がより豊かになるよう」、「自分の健康の維持・増進に役立てる」、また「仕事や就職の上で生かす」、といったところに役立てようという気持ちが高いこともわかりました。
大人が学ぶ、励む姿は、子どもに大いに見せてよい背中ですよね。
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投稿者 kksblog : 2008年07月23日 23:27