●広告を見て携帯サイトにアクセスする人は70%―博報堂調査より (2008年07月21日)
博報堂は、先ごろ「携帯サイト・デイリーユーザー」に関して行った調査の結果を発表しました。
「携帯サイト・デイリーユーザー」とは、携帯電話を使って1日1回以上インターネット(Eメールは除く)を利用している人のことです。今回の調査では、15歳から29歳までの男女659人を対象に携帯サイトの利用状況を調査しました。
その結果、70%以上の人がテレビや新聞、雑誌等の広告を見て携帯サイトにアクセスした経験があることがわかりました。
このことから、情報を調べる際にパソコンと同様、携帯電話も多く使われていることが分かります。特に、20代は携帯サイトを利用するのが「街中でとっさに必要になった場合」であるのに対し、10代は「自分の趣味」「好きなアーティストなど」について調べるなど、パソコンの代わりとして携帯電話を使うのではなく、緊急性の低いものでも携帯電話を使っていることがわかります。
広告を見て携帯サイトにアクセスした経験のある商品としては、音楽・映像ソフト、映画・演劇・コンサート、書籍・雑誌などが上位にあがりました。情報を調べるきっかけについては、「人との会話」や「テレビ番組」と答えた人が多くいました。
また、携帯サイト利用経験の多いジャンルは、交通・地図、天気予報、着メロ・着うたなどが上位にあげられました。これらを年代別に調べたところ、20代では交通や天気予報などの利用率が高いのに対し、10代では、着メロ・着うた、ゲームサイト、小説・コミックなどエンターテイメント性の高いものが多いこともわかりました。
博報堂によると、携帯サイトの利用が多様化してきており、今後、企業が携帯サイトを活用する場面が増えていくと考えられるということです。
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投稿者 kksblog : 2008年07月21日 16:45