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恐竜はどんな色? 化石からの色解明の手がかりを発見 (2008年07月21日)

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アメリカの研究者が恐竜の色を解明する手がかりを見つけたとテクノバーンサイエンスニュースが報じました。

恐竜の生態については化石などの研究から多くのことが解明されています。しかし、恐竜がどんな色をしていたかについてはこれまで謎とされてきました。

今回の研究では、化石からメラニン色素を含む細胞が発見され、今後恐竜の色について解明される可能性があるということです。

この研究を行ったのは、アメリカのイェール大学のヤコブ・バンター研究員です。

バンター研究員は、1億年前の恐竜時代の羽の化石を分析した結果、化石の中にメラニン色素を含む細胞「メラソーム」を発見しました。これは、当初は化石化したバクテリアだと思われていたものが、研究によってメラソームであることが判明したというものです。

さらにこのメラソームを分析した結果、メラニン色素の構造は、化石化すると数百万年から数億年経過してももとの形を保つことが可能であることを発見しました。また、この化石化メラソームの構造を分析し、化石になる前のもとの色がどのようなものだったかを判別することに成功したということです。

バンター研究員によれば、今後、もし羽に覆われた恐竜の皮膚組織の化石が良い保存状態で見つかった場合、化石化したメラソームの構造を分析することが可能になり、恐竜がどのような色をしていたのか解明することも可能になるということです。

恐竜の色というと、ヘビやトカゲと似た色を思い浮かべてしまいますが、実際はもっと違った色だったのかもしれません。今後さらに研究が進むことを期待したいですね。

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投稿者 kksblog : 2008年07月21日 14:53


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