●「ケータイ利用アンケート調査」~モバイル研究所 (2008年07月11日)
この調査は、モバイル社会研究所と外部の研究者が共同で行ったものです。世代ごとの携帯電話の利用状況について、アンケート形式で調査されました。
調査の内容は、現在、若者が利用しているサイト・サービスやメールの利用状況についてです。
若年世代の携帯電話の契約者について、実際の利用者と違っている場合があり、未成年に対する携帯電話のフィルタリングに関しての議論で、「実際の利用者を事業者側が認識できていない」という問題点が挙がっています。
アンケート結果によると、未成年者の利用者のうち半数以上が、親などの名義の携帯電話を利用していることがわかりました。
10代の利用者が多い各種サービスについてですが、相対的に見て、つながりを確保するサービスと無料のサービスに集中しています。そして、20代以上になると、有料サービスや売買に関わるサービス利用が多くなる傾向があります。実際に多いのは、無料音楽ダウンロードやデコメール写メールなどへの利用です。
世代別の携帯電話の利用状況については、アンケートに答えた人数が、その世代で何人いるか?で、わかります。当然のことながら、20代前後で一番多く、その利用状況が大きく異なっています。
便利な携帯電話ですが、その携帯電話利用の分、言葉でのコミュニケーションが少なくなる傾向がありませんか?10代でも、できるだけ話すことでお互いのことがわかるということや、人の考え方がわかるということが、将来的に社会人になった際のコミュニケーションへと発展していくものではないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2008年07月11日 00:46