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葛飾北斎が21世紀の循環型社会を紹介―環境省が「北斎風循環型社会之解説」を作成 (2008年07月09日)

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環境省は、北海道洞爺湖サミットに合わせ、環境に配慮した循環型社会の形成に向けた普及啓発資料を作成しました。その名も「北斎風循環型社会之解説」。世界的にも評価の高い浮世絵師、葛飾北斎が現代に引っ越してきたという設定で、漫画を活用しながら循環型社会について紹介しています。

この冊子は世界に向けて発信するため7カ国語(英・独・仏・伊・露・中・韓)に翻訳され、北海道洞爺湖で行われているG8サミット会場で配布されるとのことです。

目次構成は、
テーマ1 廃棄物と資源をめぐる世界の状況
テーマ2 江戸の衛生的な循環システム
テーマ3 「もったいない」の心をもった江戸の人々
テーマ4 廃棄物の適正な処理-日本のあゆみ-
テーマ5 循環型社会の形成-ここを目指します-
テーマ6 地域発、循環型社会づくり
テーマ7 東アジアを循環型社会に
テーマ8 廃棄物の不法な輸出入は許しません
テーマ9 世界に貢献する日本

江戸時代の循環システムから、現在の大量生産・大量消費の社会までの経過を振り返りつつ、大量生産・大量廃棄型の社会から、リサイクルなど資源やエネルギーを循環的に利用できる社会に変えていこうと呼びかけています。

また今回の冊子の作成にあたっては、風力発電による電力で印刷するなど、作成の際の環境への影響にも配慮して作られたということです。

なお、この冊子は1部300円で株式会社ぎょうせいから発売され、最寄の書店からの注文も可能です。

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「北斎風循環型社会之解説」の作成について



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投稿者 kksblog : 2008年07月09日 15:55


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