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携帯電話の利用マナーを学ぶための教材「みんなのケータイ」 (2008年07月08日)

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「みんなのケータイ」は、小学校高学年から高校生までを対象としており、携帯電話の安全な使い方を学ぶ授業の副読本としての活用目的でつくられたものです。

2006年の教材「みんなのケータイ2」では、アニメーションも使った内容になっています。また、「みんなのケータイ」を製作したモバイル社会研究所のサイト内では、教材「みんなのケータイ2」を中学校で実際に使用している模様を公開授業ということで公開されています。

教材「みんなのケータイ」では、モラル・マナー・リテラシーといった携帯電話の扱い方を一方的に教えようとするのではなく、『欲求とリスク』 や『公と私』といったテーマに関連する被害の実例(7つの事件)を示されています。そうすることで、生徒が自らのこととして考え、構造を知り、被害にあわないようにする力を養うことができるように、ということをねらいとしています。

そうして、携帯電話の利用に関連した7つの事件をもとに、モラルやコミュニケーション、行動について、自ら考えることを学習指導案として設定しています。

携帯電話は、元来プライベートなものであるため、このテーマにおいて、なかなか生徒は本音を出さず、第三者の立場から投げかけるような方式でまとめられています。この中で扱われている7つの事件は、全て複合的な原因を持っています。技術が日々進歩する中、状況変化をよりよく理解し、より賢く行動するためには、子ども達自身が考えて対処しなければならないということで、そういったまとめ方になっています。

この教材を扱うことで、取り扱われた事件についての生徒、児童の意見が分かれるかもしれません。対策マニュアルとしてではなく、どうすれば良いのか考えるということのできる子どもたちになれるよう、期待を持ってつくられています。

教材「みんなのケータイ」と学習指導案は、それぞれダウンロードできるようになっています。それぞれの家庭で見てみるのも、よいかもしれませんよ。

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教材「みんなのケータイ」



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投稿者 kksblog : 2008年07月08日 12:17


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