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普段の授業でもICT活用を! 教員向け活用ハンドブック作成 (2008年07月06日)

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文部科学省では、コンピューター教室以外の普通教室でもICT(コンピューターやインターネット、プロジェクタ、デジカメ、プレゼンソフトなど)を利用した授業ができるよう、教員向けに『学力向上ICT活用指導ハンドブック』を作成し、インターネット上に掲載しました。

ICTを利用した授業は、「知識・理解」、「関心・意欲」、「思考力・判断力」いずれをとっても効果があることが、ICT利用効果調査によって示されています。

教室で行う普段の授業にもICTをとりいれ、児童生徒の学習効果を向上することを目的としてこのハンドブックは作成されました。

内容はとても簡潔に、判りやすく書かれていて、たとえ機器の取り扱いに慣れていなくても「これならできるかな、使ってみようかな・・・」と思わせるような冊子です。

例えば『写真や図表を大きく提示して明確にします』という項目では、教科書やプリントをそのまま大きく提示するだけで子どもの視線を集めることができ、一斉に短時間で判りやすく伝わる効果があると利用効果が説明されています。

そしてその際に使う機器は、実物投影機とプロジェクタであるというような説明もあり、実践事例とともにイラストや写真入りで懇切丁寧に記載されています。

この冊子全体が、わかりやすい授業を進めるお手本といったところです。何となく判っていそうなことを、細部にわたり説明をすることで、理解を定着させるという姿勢がこのハンドブックには感じられました。

このハンドブックが毎日教壇に立ち子どもたちを教える教員向けということが、とても意味のあることに感じます。何となく判った気になるではなく、はっきりと判った授業を目指して努力を惜しまないでいただきたいと思います。

■関連記事
●未来の授業はすぐそこにある? 「ICT活用指導ハンドブック」 (2008年07月01日)
●ICTのある教育現場~ICT活用ゲートウェイ (2007年11月16日)

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『学力向上 ICT活用指導ハンドブック』を作成-授業における効果的なICT活用の
一層の促進のために-



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投稿者 kksblog : 2008年07月06日 08:35


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