●「My Space」の未成年者利用への対応の強化 (2008年07月26日)
マイスペース(株)は、運営する「My Space」を利用する18歳未満の未成年者への対応の強化をPC、モバイルともに完了したことを発表しました。
「My Space」は、世界最大のオープン型SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)として、日本を含む20を越える国と地域で社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスを展開しています。
米国で行っている15歳以下への対応を、日本における未成年者のインターネットの利用状況、日米の環境の違い、EMA(有限責任中間法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)での議論を踏まえて、日本では米国よりも強化すべきと判断し、18歳未満へ引き上げて強化しました。
主な取組みは、18歳未満は検索対象外とし、18歳未満のプロフィール、ブログは、フレンド以外閲覧不可、18歳未満へのメッセージ送信はフレンド間でのみ可能、フレンドリクエストは、登録メールアドレスもしくは、登録されている本名を知っているユーザのみ可能と制限が設けられました。これによりマイスペース上における18歳未満の活動は、実質的に、お互いを知っている者同士によるネットワーキングが中心となります。
またモバイルへの対応に関して、EMA(有限責任中間法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)による「コミュニティサイト運用管理体制認定制度」へ今回の取り組みを中心とした、審査申請書を提出しました。
近年は子どもたちへのインターネット普及もめざましく、出会い系サイトや裏掲示板など、インターネットを通した事件や問題も増えています。学校や家庭での情報モラル教育、フィルタリングソフトの利用なども重要ですが、企業側が未成年者のサイト利用に関する環境整備を行ない、社会全体で未成年者への対応に取り組むことはよいことですね。
■関連記事
携帯コンテンツに関する利用動向調査
携帯電話のコミュニケーションサイト 使ってほしくない親、アクセスしたい子ども
子どものインターネット利用を管理してくれる、フィルタリングソフト新発売
家庭だからできる!ネットの安全チェックシートでルールを再確認しよう
情報モラル教育指導のためのポータルサイト公開
« 金メダル誰に送る? 感謝をこめて『親』に! | トップページへ 「最後の授業」のランディ・パウシュ氏、逝く~享年47歳 »
最新記事一覧
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場(2013年10月08日)
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
- シヤチハタより「おりがみ工場」大人向けパッケージ版が発売されています
- 偏差値やイメージに隠れた大学の真の姿を公開したデータ集を刊行(2013年10月03日)
投稿者 kksblog : 2008年07月26日 21:55