●びわ湖・淀川水系の「ヨシ」を使用したコクヨ環境対応紙製品第2弾発売 (2008年06月25日)
今月20日、コクヨグループの株式会社コクヨ工業滋賀より、びわ湖・淀川水系のヨシを使用し、環境に配慮した紙製品「ReEDEN(リエデン)」シリーズの第2弾が新発売されました。
「ReEDEN(リエデン)」シリーズの第2弾として発売されたのは、「ヨシルーズリーフ」「ヨシ紙(名刺用)」です。
びわ湖は、昭和40年代以降、水質汚濁が進み、現在でも「富栄養化」による生態系の変化やアオコの発生が恒常化しています。ヨシは、その原因となる水中の窒素やリンを吸収しながら成長し、びわ湖の環境維持に大きく貢献しています。
しかし、このヨシの群落は、昭和30年代から現在に至るまで半減しています。
「ReEDEN(リエデン)」シリーズは、枯れヨシの活用促進とびわ湖の環境保全意識を広めることを目的とし、2007年11月に、第一弾となる製品が発売されました。
「ReEDEN(リエデン)」シリーズの第一弾として発売されたのは、ノート、メモ、コピー用紙など8種類16品番でした。
この度の第2弾として発売される「ヨシルーズリーフ」「ヨシ紙(名刺用)」は、各2品番、合計4品番となっています。そして、さらに7月に「ヨシノートB罫」の2品番が発売予定となっています。
「ヨシルーズリーフ」は、ヨシパルプを約1%配合、古紙パルプを20%含んだルーズリーフです。1枚ごとにReEDENロゴが入っていて、A罫・B罫の2種類から選べます。「ヨシ紙(名刺用)」は、インクジェット・レーザープリント対応紙で、印刷後に用紙のマイクロミシンに沿って、山折り・谷折りを繰り返すと、A4・1枚につき、名刺10枚が手で簡単に切り取れるようになっています。
毎日使う文具を通じて、常に環境問題を忘れずにいられるのは、よいことではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年06月25日 23:32