●小・中学生の『塾』についてのアンケート調査~キッズリサーチ (2008年06月25日)
小・中学生の『塾』についてのアンケート調査で、「塾」や「通信講座」で勉強している子どもは30%以上、「塾」に通っていて一番うれしいことは、“成績が上がること”と答えている子どもが多いことがわかりました。
このアンケートは、バンダイネットワークス株式会社と株式会社ネットマイルは、共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』で、調査されたものです。
アンケートは、今年の6月、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」の中で実施されました。
今回の調査結果から、「塾」や「通信講座」で勉強している子どもは、どちらもおよそ30%いることがわかりました。
「塾」で習う科目は、算数・数学、国語、英語が多く、1週間の勉強時間は、1時間~3時間という子どもが多く、一方、通信講座では、5教科(算数・数学、国語、英語、理科、社会)を勉強している子どもが大半で、1週間の勉強時間は、「1時間」という子どもが半数近いようです。
「塾」または「通信講座」で勉強していると答えた子どもの性別は、男の子より女の子の方が高めの傾向にあり、学年が上がるにつれ「塾」、「通信講座」で勉強している子どもが多くなる傾向にあります。また、小学校中学年以上になると、受験を意識して勉強を教わる子供が増えていると考えられます。
“塾に通っていて一番うれしいことは何か?”という質問に対しての回答では、「成績が上がること」、次いで「学校以外で友達に会えること」という答えが多く、“塾に通っていて一番うれしいことは何か?”という質問に対しての回答では、「成績が上がること」が64.2%と最も多く、その次に高いのは「学校以外で友達に会えること」でした。
このことから、成績には関係しないものの、友達に会うことにうれしさを感じている子どもが半数近くいることがわかります。
友達が行くからと言って、塾に通いたがり通い始める子どもさんもいますね。先々まで、みんな同じようにはいかないものですが、塾で知り合った友達に会えることがきっかけとなって楽しく勉強することができたり、友達と通い始めたことが励みになって勉強がはかどったりということがあれば、きっかけづくりとしては、よかったことになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2008年06月25日 00:11