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5人に1人はDSで学習―ゲーム機・パソコンを利用した自己学習に関する調査結果より (2008年06月24日)

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インターネットアンケートサービス「gooリサーチ」が「ゲーム機・パソコンを利用した自己学習に関する調査結果」をまとめ、発表しました。これは慶應義塾大学との共同研究としてgooリサーチ登録モニターを対象に行われたもので、企業や学校以外での自己学習における電子機器の利用状況について調査したものです。

この結果、企業や学校以外で個人的に行う学習で、インターネットやイントラネットを利用する「eラーニング」の経験がある人は21.5%でした。また、eラーニング以外の電子機器を利用した学習を行っている人のうち、20.1%の人が「ニンテンドーDS」を使用していることがわかりました。

このほか、eラーニング以外の学習では、非接続のパソコンによる学習者が10.8%とDS利用者に次いで多いことも分かりました。また、学習分野は「語学」が60.2%と最も多く、脳トレなどの「脳力」が44.0%、「漢字」が26.0%という結果でした。

また、eラーニングに関しては、個人的な学習での経験者は21.5%、勤務先や学校でeラーニングを実施している割合は24.5%でした。

このうち、個人的な学習でeラーニングを行った人の6割以上が学習効果があったと回答しています。一方、企業や学校でのeラーニング経験者は、8割以上の人が学習効果があったとし、eラーニングに対して肯定的であることが分かります。

eラーニングのメリットを尋ねたところ、
・学習する時間や場所を自由に選べる(83.7%)
・繰り返し学習をすることができる(34.8%)
・自分のレベルにあったプログラムを受けることができる(22.3%)
・自分の学習の進み具合やレベルが把握しやすい(22.3%)
などの意見がありました。

今回の結果から、個人の学習能力向上の意識が高まり、学習ツールとしてパソコンやDSなどのゲームを利用している実態が分かりました。最近はDSなどゲーム機を利用した学習用ソフトも次々に出されており、こうした傾向は今後も続くと思われます。

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投稿者 kksblog : 2008年06月24日 16:15


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