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しっかり起きている「つもり」が危ない 睡眠不足下での仕事には危険を伴う (2008年06月10日)

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デューク大学とシンガポール国立大学の研究によると、睡眠不足で仕事をしている人は、はっきりと目を覚ましていて迅速に仕事を終えているつもりでも、正常に近い脳機能の端々に、体の反応が遅くなったり、注意力が著しく低下する瞬間が混在していることがわかりました。

灯りを点けている部屋で座って映画を見ているところを想像して下さい。安定した脳とは、部屋の灯りはずっと点いているようなものです。しかし不安定になっている脳は、突然停電してしまうのです。この例えのように、睡眠不足によって不安定になった脳では、突如、瞬間的な活動の低下が見られるそうです。それは一瞬のことであっても、車の運転など注意を持続しなければならない状況下ではあってはならないことです。

この研究からも、睡眠が人間の生活にとって以下に大切かがわかります。しかし最近では中学生や高校生で「睡眠不足と感じている」生徒が多い、というアンケート結果もあります。24時間や深夜営業など、世の中全体が夜型になっていること、小学生の頃から塾通いで夜に行動することが多くなっていることなども影響しているのでしょうか。

働いている親世代についても、連日残業で帰宅が深夜になる人は少なくありません。サラリーマン家庭では、平日は父親と顔を合わせることがほとんどない、という家もよくあります。仕事は大切ですが、仕事のためにも休息をとることは必要です。

子ども達に睡眠の大切さを知ってもらうためにも、大人も自身の生活を振り返ってみてはどうでしょう。帰宅した後もダラダラとテレビを見て、睡眠時間を無駄に削っているなんてことはありませんか?健康のため、仕事でミスをしないためにも、睡眠時間を確保するよう心がけてみませんか。

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Sleepy brain prone to sudden shutdowns study
Lapsing during Sleep Deprivation Is Associated with
Distributed Changes in Brain Activation



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投稿者 kksblog : 2008年06月10日 14:35


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