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「実は身近な世界の水問題」世界の水問題にかかる普及啓発サイト公開~環境省 (2008年06月06日)

このWEBサイトでは、水問題を「バーチャルウォーター」ということで、説明しています。

「バーチャルウォーター」とは、食料を輸入している国、つまり水の消費国において、もし、その輸入食料を生産したとしたら、そのために、どの程度の水が必要なのかということを推定したものです。これは、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授のアンソニー・アラン氏がはじめて紹介した概念です。

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by armend

作物を生産するのに、水が必要であり、この作物を食料として大量に消費しながら育つ家畜を考えると、肉を生産するために、その何倍もの水が必要となります。つまり、日本は海外から食料を輸入することにより、その生産に必要とする分の水を自国内では使わずに済んでいることになります。

それを言い換えると、食料の輸入をしているということは、形を変えて水を輸入していることと、考えられるわけです。


日本のカロリーベースの食料自給率は40%程度であり、日本人は海外の水に依存して生きていることになります。

つまり、日本は、バーチャルウォーターの輸入を通じて海外とつながっていて、海外での水不足や水質汚濁等の水問題は、よそのことでは済まされないことになります。そういった海外での水不足や水質汚濁等、水問題は、日本は無関係ではないということです。

2005年に、海外から日本に輸入されたバーチャルウォーター量は、約800億m³で、その大半は食料に起因しています。

これは、日本で使用される年間水道使用量の約8倍です。

普段、口にしている穀物も水も、そして肉も野菜も、深く考えずに毎日摂っているものですが、地球の温暖化と同じように、いわば地球の使い方のようなものを、真剣に考えないといけないような気がしますね。

まずは、状況を知り、無駄をしないこと、そして社会参加という意味で何かできることがあれば、と、考えていきたいですね。

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「実は身近な世界の水問題」(世界の水問題にかかる普及啓発WEBサイト)を公開します!! (環境省)



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投稿者 kksblog : 2008年06月06日 01:09


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