●東京都小平市で児童見守りシステム【キッズパス】サービス開始 (2008年06月02日)
エヌ・ティ・ティ・コム チェオ株式会社は、児童の登下校や塾の行き帰りなどを知らせるサービス【キッズパス】をこの6月1日より開始すると発表しました。
【キッズパス】とは、校門などの出入り口付近や任意の箇所に設置してあるリーダーにICカードをかざすと、保護者の携帯メールなどに通知する機能があります。また、不審者や緊急連絡などを一斉に連絡するなど、安心・安全を提供してくれます。
また、ICカードをかざした回数に応じポイントを付与することにして、子どもたちがICカードを最大限活用するよう工夫されています。
小平市は、総務省の「地域児童見守りシステムモデル事業」地区として指定され、ICカードを利用した見守りシステムを実験した経緯があります。
その時の保護者等に非常に好評だったため、この6月1日より、受益者負担つまり利用者の負担でサービスを開始する運びとなりました。
まずは小平市域が対象として開始され、19校、約3000名が対象です。
今後は、これをモデルケースとしてノウハウを活かし、自治体や教育機関などに展開していく予定といいます。
子どもを安全に見守り育てていくのは大人の役目です。このシステムがあれば、親は我が子がどこにいるかが判り、塾に向かっているらしいとか、遊びに向かっているらしいということを推定することができます。
子どもの帰りが遅いとき、どの方向へ向かえばいいのかが絞り込めるという親の安心感は、子ども自身が危険なところへは近づかないという抑止力にも繋がっていくことになると思います。
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投稿者 kksblog : 2008年06月02日 11:22