KKSブログ: 機密書類を完全に消去！　手軽に使える「デジタルシュレッダー」発売

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●機密書類を完全に消去！　手軽に使える「デジタルシュレッダー」発売 (2008年06月02日)

パソコン上でいらないファイルを「ごみ箱」に捨てて、「ごみ箱を空にする」を実行しても、まだデータは完全に消去されません。知識のある人なら簡単にデータを復旧して取り出すことができてしまいます。

中央下の黒い機器がデジタルシュレッダーです

コクヨS&T株式会社は、パソコン内の電子データを完全に抹消するデータ完全抹消ツール「デジタルシュレッダー」を、6月10日に新発売します。フラッシュメモリのような形と大きさで、パソコンへのインストールは必要なくUSBポートに挿すとそのまま使える手軽さが特徴です。

デジタルシュレッダーをUSBポートに挿すとアプリケーションが自動的に起動します。パソコンのデスクトップ上にシュレッダーアイコンが出現し、消去したいデータをシュレッダーアイコンにドラッグ＆ドロップするだけで、そのデータを完全に抹消できるのです。

対応OSはWindows XPまたはVistaで、USB2.0または1.1のポートがあるパソコンで使えます。インストールが必要ないので、職場で支給されているパソコンなど、アプリケーションのインストールが禁止されているパソコンでも問題なく利用できます。またライセンス制限がなく、１本を複数台のパソコンで共有することができるのです。職場や家庭に一つ置いておけば、全員で使うことができるのがうれしいですね。

学校は子どもの名前から成績、住所、保護者、家族の名前など個人情報の宝庫とも言えます。紙のシュレッダーはオフィスに浸透していますが、デジタルデータは無造作にごみ箱に入れて、そのままにしてしまいがちではなかったでしょうか。しかしコピーや持ち出しが容易なデジタルデータの方が、むしろ厳重に扱わなければならないはずです。

教育現場も含めて、さまざまな場面でパソコンが活用されている今、使い方だけでなく捨て方も知っておく必要がありそうですね。