●日本の農林水産業がわかる! 平成20年版ジュニア農林水産白書 (2008年06月24日)
農林水産省より、平成20年版ジュニア農林水産白書が作成・配布されました。138万部印刷される冊子は、全国の小学5年生全員(約120万人)に配布するとともに、「子ども農山漁村交流プロジェクト」の参加者全員に配布されることになっています。また、動画でさらに分かりやすくデータを解説してくれるCD-ROMを5万部作成しました。
農林水産白書の内容は次のようになっています。
1.わたしたちの食べものについて
2.日本の農業について
3.木や森林・林業について
4.お魚や水産業について
5.農山漁村について
「農」「林」「水」のそれぞれのイメージキャラクターが、食べもののルーツや日本の食糧自給率、日本における農業・林業・水産業の状況、林業の役割などについて、データやイラストと共に解説してくれます。
CD-ROMには、内容について復習できるクイズ、「環境にやさしい農業」「ワクワクドキドキ農山漁村体験」などの4つのムービーシアターがあります。クイズで遊ぶことによって、白書を読んで学習したことの確認、知識の定着ができ、またムービーによって写真とはまた違う、産業の現場の雰囲気を感じることができそうです。
ジュニア農林水産白書は、日本の食料や農林水産業、農山漁村について、子ども達の理解と関心を高めることをねらいとして、毎年作成されているものです。冊子およびCD-ROMの内容は農林水産省ホームページで自由にダウンロードすることができるようになっています。
環境教育や食育などにより、農業・水産業・林業に目を向けられる機会も以前より増えているようです。白書を読むことで、これらの産業が単に食物生産や木製品の供給だけでなく、環境などにさまざまな貢献をしてくれているということが分かります。農林水産業に対して身近な子も疎遠な子も、ぜひ一読して、自分たちの暮らしを支える産業について知ってほしいですね。大人にもおすすめです。
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投稿者 kksblog : 2008年06月24日 10:01