●家出人、19歳以下が全体の22.8%―警察庁「平成19年中における家出の概要資料」より (2008年06月27日)
警察庁は「平成19年中における家出の概要資料」を発表しました。
これによると、平成19年に家出人捜索願を受理した家出人は、88,489人で、前年より1,199人減少しました。このうち平成18年中に所在が確認された家出人は87,931人で、前年より2,251人増加しました。
性別では、男性が全体の62.8%を占め、年齢別では、「19歳以下」が全体の22.8%と最も多いことも分かりました。
年齢別では、「60歳以上」が18.9%と「19歳以下」に次いで多く、「20歳代」18.8%、「30歳代」16.5%の順となっています。
また、年齢別の人口10万人当たりの家出人数を表す家出率は、「20歳代」が110.9人と最も多く、次いで「19歳以下」が85.7人と、若い世代の方が家出率が高いという結果になりました。
家出の原因では、「家庭関係」が21.0%と最も多く、「疾病関係」14.8%、「事業・職業関係」12.2%、「異性関係」3.7%の順となっています。
所在が確認された家出人87,931人のうち、家出人捜索願が出されていたのは、93.7%にあたる82,387人です。また、所在が確認された人のほとんどが7日以内に所在が確認されています。
所在確認の状況については、家出人本人が帰宅した場合や何らかの理由で居場所が特定された例がほとんどですが、中には犯罪の被害者や被疑者となって発見されるケースや、自殺など死体となって発見されるケースなどもあり、必ずしも無事が確認されるケースばかりではないようです。
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投稿者 kksblog : 2008年06月27日 16:03