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このほかの回答を見ても、「１回のミーティングで」という回答がエンジニア18％、エンジニア以外の人で13％と多く、「会って数分話をして」を含めると、約半数の人が初回でエンジニアの仕事能力を判断しています。

第一印象でどのようなところを見ているかという質問では、約60％の人が「目線」と答えました。目線を見て相手の真剣さ、信用できるか、専門家として自信を持っているかなどを判断しているようです。その他の回答では、「服装・髪型」などの身だしなみと答えた人も多くいました。特に、エンジニア以外の人は服装・髪型などの見た目の印象を重視するのに対し、エンジニアは「話の内容」を重視する傾向にあるようです。これは、エンジニア同士で通じる専門的な話は、一般の人には通じにくいため、話の内容よりも見た目を重視してしまう結果のようです。

また、「話し方」を見ているという回答も多くありました。「相手の立場に合った話し方ができているか」「分かりにくいことを分かりやすく説明できるか」「論理的な回答ができるか」など、「話し方」を通して論理性やコミュニケーション能力を見ているようです。

「仕事のやり取りを通して印象が変化したか」という質問には、62％の人が「変わらない」と回答し、「印象が良くなった」はエンジニアで１％、エンジニア以外で２％とわずかでした。それだけ第一印象は影響が大きいといえます。

人間は中身が大事とはいいますが、今回の結果はいくら中身が良くてもそれを表現できるだけのコミュニケーション能力がなければ仕事での評価が得られないことを示しています。

最近、子どもたちのコミュニケーション能力の不足が指摘されていますが、せっかくの能力をきちんと発揮できるように、知識や技術だけでなくコミュニケーション能力も身につけることが重要といえそうです。

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僕らは技術力よりも第一印象で能力を判断されている