●「エコ」は小中学生にとってもはや常識 「キッズリサーチ」調査 (2008年05月22日)
小中学生を対象としたネットリサーチサービス「キッズリサーチ」では、「『エコ』についてのアンケート調査」を実施しました。
エアコンを止めて、自然の風を感じるのもエコの一つですね Photo by 工藤隆蔵
「『エコ』や『エコロジー』という言葉を聞いたことがありますか?」という質問には、全体の96.8%が「ある」と回答しています。「エコ」「エコロジー」は既に小中学生にも浸透しているようです。
エコについて知るきっかけについて、半数以上の子どもが「学校の授業」「テレビやニュース」を通じてエコについての情報や知識を得ているようです。「学んだことがない」という回答は学年が低いほど多い傾向にあることからも、家庭や地域よりも、学校で学んでいる比率が高いことがうかがえます。
子ども達が思いつくエコ活動、実際に行っているエコ活動については、ごみの分別、リサイクル活動、買い物へエコバッグを持参するといったことが上位にあがっています。しかし前年度の調査に比べて全体的に減少傾向にあり、身近なエコ活動が下火になっている傾向がみられます。
「エコ」と聞いて思いつくイメージは何か、という質問に対しては「リサイクル」「環境保護」「省エネ」といった行動についての回答が多く出ました。その他、「自然」「明るい未来」「だれでも出来ること」などのイメージもあり、子ども達はエコについて、身近で当然のことという受け止め方をしているようです。
現代の子ども達は物質的に豊かな反面、エコロジーや環境保護などの意識が自然と身に付きやすいと言えそうです。しかしエコ活動の実践については頭打ちの様相がみられるなど、エコロジーの浸透は一つの壁に当たっているのではないでしょうか。興味のない人への啓蒙活動や、さらにステップアップした活動など、これからの地球、子ども達の未来のためにできることを考えていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2008年05月22日 14:55