●アースウォッチャー「月から見た地球」~かぐやアーカイブ (2008年05月20日)
月周回衛星「かぐや」によって撮影された動画が公開されています。
by j. l. johnson
公開されているのは、「満地球の出」と「満地球の入り」です。「地球の入り」と「地球の出」は、近日公開となっています。
ほかにも、月から見た地球や月面のいろいろな部分の画像、また、月面のそれぞれの部分が月のどの辺なのかということを示した「かぐや撮影マップ」なども、掲載されています。
月周回衛星「かぐや」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた月探査機です。打ち上げは、日本時間の2007年9月14日10時31分01秒に行われました。
「かぐや」が打ち上げられるという、この計画の主な目的は、次の2つです。まず、月の起源と進化の解明のための科学データを取得すること、そして、月周回軌道への投入や軌道姿勢制御技術の実証を行うこと、です。
「かぐや」は、高度約100kmの極・円軌道を周回する主衛星、そして、それよりも高い楕円軌道を周回する2機の子衛星である「おきな(リレー衛星)」と「おうな(VRAD(ブイラド)衛星))から構成されます。
これらの衛星には14種類のミッション機器が搭載されており、アポロ計画以来、最大規模の本格的な月の探査が行われます。
地球から見る月というのは、イメージしやすく、頭に浮かびますよね。月を見ていると、それだけで神秘的な気分になったりするものです。
逆に、月から見た地球というのは、イメージもしにくく、撮影された画像や動画で見ると不思議な気持ちになるのではないでしょうか?
そして、地球を外から眺めてみると、大切にしないといけないものが、たくさんあるように思えるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年05月20日 10:49